そもそも包茎手術はどういう時にするもの?

男性の陰茎は子供の頃は親指ほどの大きさですが、13歳から15歳の思春期を迎える頃になると男性ホルモンの分泌が活発になり、陰茎も急速に成長してゆきます。この時、成長と共に亀頭を覆っている皮が剥けるのが一般的ですが、中には亀頭の半分のみか一切剥けないという方もいます。

前者であれば仮性包茎・後者であれば真性包茎となり、そのまま放置していると亀頭と皮の間で雑菌が繁殖して炎症を起こす恐れがあります。また、尿がうまく切れなくて不衛生になり、悪臭を放つ場合もあるので適切な処置をおこなうのが望ましいでしょう。この処置というのが、包茎手術です。包茎手術は形成外科・泌尿器科といった一般的な医療機関に加えて、美容外科でも手術をすることが可能です。

どこで包茎手術を受けるのか検討する時は、ペニスの状態を考慮して比較することになります。例えば真性包茎で尚且つ、ペニスも大きくしたいという場合は美容外科で包茎手術を受けると、希望に合ったペニスを手に入れることが可能です。

包茎手術の3つの手技と得られる結果について

包茎手術を受ける前に、ご自身のペニスの状態を確認してどんな結果を得たいのかで受ける手技は異なります。包茎手術には「切開法」「ピーリング法」の2種類があり、さらに美容外科のみで実施されている「包茎亀頭増大手術」というもので包茎手術がなさえています。

この3種類の手技を比較すると、「切開法」は真性包茎に適していて、亀頭の大きさはそのままで良いという方に向いています。「ピーリング法」というものは「切開法」と比較すると皮全体を取り除くのではなく、一部分の皮をレーザーで剥き取るという手技になるのが特徴です。そのため、亀頭の一部分のみに皮があるという仮性包茎向きになります。

「包茎亀頭増大手術」は真性包茎を解消しつつペニスも大きくしたい場合に用いる手技です。なお、「包茎亀頭増大手術」は美容施術の範囲になるため、形成外科や泌尿器科では実施されておらず、美容外科を受診する必要があり、他の手技と比較すると必要となる費用が高くなります。

まとめ

以上、ペニスの状態別包茎手術の比較ポイントと、包茎手術の手技の紹介でした。包茎手術と言ってもペニスの状態によって実施される手技は異なります。また、一般的な疾病治療の手術とは異なり、包茎手術の場合は患者自身で得られる結果を選択することも可能です。

包茎のみを解消する手技が良いのか、それとも包茎を解消しつつ亀頭も大きくしたいなど、包茎手術を受ける前はご自身がどういった結果を望んでいるのかをよく比較して、適切な医療機関を受診しましょう。